天ぷら油に火が入り、あわや大火に・・・という事が無いよう十分注意しましょう。全国的にも揚げ物の最中に住宅火災にいたる事例が後を絶ちません。太子町においても毎年のように発生しています。以下のことに注意しましょう。


1.天ぷら油の特徴
 最近は食用油が多様化し成分に差があり、銘柄によって発火温度や発火温度に達する時間が異なるので注意しましょう。
 600gの食用油を使用した時の発火時間は、約10分から12分半です。
 さらに油の量を半分に減らすと約6分から7分半で火がつき、発火時間が早くなります。(国民生活センターホームページより)


2.天ぷら油火災の原因
 天ぷら油火災は、揚げ物をしているときに、来客や電話で火をつけたまま、その場を離れてしまい気がついたら、発火していたということがほとんどです。


3.天ぷら油火災の安全で確実な消火方法
 天ぷら油火災を安全で確実に消火する方法としては消火器による消火です。一般的に家庭内に設置する消火器には「粉末消火器」と「強化液消火器」がありますが、天ぷら油火災には「強化液消火器」が適しています。液体であるため、冷却効果にすぐれ再発火の危険が少なく、粉末消火器に比べ台所などの狭い場所での使用の際に、薬剤放出による視界の妨げが無く放射距離が長いため、より確実で安全な消火作業が可能です。
 また、強化液タイプのエアゾール式簡易消火具は、性能を消火器と比較すると、消火能力は劣るものの強化液タイプのものであれば、天ぷら油火災に関しては十分な効果を発揮します。

住宅用強化液消火器        エアゾール式簡易消火具            日本消防検定協会の鑑定マーク

住宅用強化液消火器       エアゾール式簡易消火具   日本消防検定協会の鑑定マーク


4.天ぷら油火災を出さないためには
 揚げ物の最中に火をつけたままその場を離れない。来客や電話でその場を離れる時は、必ず火を消す習慣を日頃から身につけましょう。


5.してはいけない行為
 火のついた鍋に水をかける。水をかけると、急激に大量の水蒸気が発生して発火した油が飛び散ります。火災を拡大させるだけでなく、火傷を負う危険性が高いです。
 鍋を移動させる。消火する方法が分からず、火のついた鍋を外に運び出そうとして鍋を途中でこぼしたりして火災を拡大させるだけでなく、火傷を負う危険性が非常に高いです。